2008年2月アーカイブ
矯正治療は、アゴの骨の中で骨の反応を見ながら歯(=歯根)をゆっくりと動かして歯並びと咬み合わせを作り上げていく医療です。審美歯科と異なり、矯正治療では歯並びの見た目だけを改善するのではなく歯根を動かして「歯の姿勢」を整えますから、ある程度の期間がかかります。『姿勢を整える』って大事なことですよね。歯だけに限らず、身体の姿勢も健康的に生きる上でとても大切です。姿勢のしゃんとしている人はとても美しいと思います。
ある程度の期間がかかる矯正治療を終えて、矯正装置をはずした患者さんからこれまでにいろいろな言葉を頂きました。最近、当院で矯正装置をはずしたある成人女性の患者さんから頂いた言葉が心に残りました。
『大事にします、、、。』この言葉には本当に重みを感じさせられました。私達、矯正歯科専門医という仕事の責任の大きさをあらためて痛感しています。
今日は休診日で、朝から近所のかかりつけの歯科医院に歯の治療に行ってきました。私は、幸か不幸か歯並びや咬み合わせに特に問題はなく、矯正治療を受けたことがありません。な〜んだ、、、と患者さん方はがっかりされるかもしれませんが、私には私なりの歯の悩みがあるのです。前歯の咬み合わせが深い過蓋咬合気味、笑うと歯ぐきが見えるガミースマイル。そして、恥ずかしながら昔ムシ歯にかかって治療した歯がたくさんあります。まずはそれをセラミックに全部変えて人前で自信をもって口を開けて笑えるようになりたい!と思いずいぶん前から頑張って通っています。笑う時にはやはり、いろいろ気にせずに大きな口を開けて思いきり笑いたいものです。
最近の私の歯の悩みは、上の前歯の間にスペースができてきたことです。人と会話をしている時や食事中にものがつまるなど、結構気になっていました。その前歯のスペースを閉じて頂いた今では、以前よりも歯を見せて笑うのがあまり気にならなくなりました。やはり、歯はとても大事ですね。心理的な面にも大きく影響します。仕事柄、私自身が健康な歯でなければ患者さん方に歯の大切さをお伝えできないため、これからも大事にしたいと思います。

