院内のことの最近のブログ記事
先日、矯正治療が終了したある患者さんに、学会やホームページ、パンフレットなどへの資料の提供を依頼したところ、顔写真の提供についてもご了解を頂きました。「私と同じような悩みを抱えている患者さんの参考になれば、、、と思いますので顔写真も使って下さい」と言って下さいました。そういえば、以前に同じ依頼をした患者さんからも同様な言葉を頂きました。
「患者さんから患者さんへの思いやり」なんだ、、、と感動しました。嬉しかったです。
矯正治療は装置をはずした時点が終わりではありません。矯正後は治療前に比べて患者さん自身がお手入れしやすい口腔環境が得られますが、その後は『保定(ほてい)』という大切な段階に入ります。保定に入っても、咬合の管理、歯石除去、ムシ歯のチェック、歯質の強化、装置に不具合があれば迅速に対応するなど、、、患者さんに感謝の気持ちを忘れずに一生懸命丁寧に管理していきたいと思います。いろいろな面で、本当に患者さんに有り難う、、、と思います。
矯正治療は、アゴの骨の中で骨の反応を見ながら歯(=歯根)をゆっくりと動かして歯並びと咬み合わせを作り上げていく医療です。審美歯科と異なり、矯正治療では歯並びの見た目だけを改善するのではなく歯根を動かして「歯の姿勢」を整えますから、ある程度の期間がかかります。『姿勢を整える』って大事なことですよね。歯だけに限らず、身体の姿勢も健康的に生きる上でとても大切です。姿勢のしゃんとしている人はとても美しいと思います。
ある程度の期間がかかる矯正治療を終えて、矯正装置をはずした患者さんからこれまでにいろいろな言葉を頂きました。最近、当院で矯正装置をはずしたある成人女性の患者さんから頂いた言葉が心に残りました。
『大事にします、、、。』この言葉には本当に重みを感じさせられました。私達、矯正歯科専門医という仕事の責任の大きさをあらためて痛感しています。

