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2008年8月27日

 今日は夏期休暇の最終日で、上野の東京都美術館で行われている「フェルメール展」に行ってきました。以前、勤務医で東京に住んでいた頃、一時は毎週のように頻繁に美術館に足を運んでいたものです。昔は絵画など殆んど興味なかったのですが、私たちの矯正歯科医という仕事柄、美的センスやバランス感覚、イメージする創造力なども必要であると思い自ずと引かれていったという感じでしょうか。

 

 絵画の展示数は多くなかったのですが、光の使い方は評価通り巧みで、天才と呼ばれる画家の巨匠も描画技法など基礎的なものをきちんと勉強して師の影響を受けながら育っていったんだな、、、と私たちの業界に共通するものを感じました。画家たちはカンバスと向き合ってカンバスの中で自分の想いを表現するのでしょう。一方、私たち矯正医もある種の一職人というか技術者でもあるのですが、対象となるのは患者さんの身体です。患者さんの身体の大切な一部である歯を全部動かすのですから、ものすごい仕事だと思います。

 

 矯正歯科は歯列咬合だけでなく顔をもつくり出す「創る医療」であり、診断はもちろんのこと術者の技術やセンスによって治療結果が大きく影響を受ける医療ですから、これからもっともっと頑張りたいと思います。矯正歯科は数週間の講習会を受けたから、、、といって中途半端に手をつけられる医療ではありません。また、中途半端な環境の中でできる医療でもありません。私たち矯正専門医が大学を卒業してから自分の仕事の時間の100%を矯正歯科に注ぎこんで走っていても、まだまだ道のりの長い医療なのです。このように、矯正は専門性が高い医療である事実を、患者さん方にもぜひ認識して頂きたいと思います。

フェルメール展パンフ.jpgのサムネール画像

 

 私は、スタッフとよくいろいろな会話をします。私の仕事に対する考えや、矯正治療に対する考えや思い、患者さん方に対して思うこと、院内のこと、趣味の話しなど、、、話題はつきません。自分自身なおさなければいけないなあ、、でもこれがなかなか難しくって、、、と思う性格は多々あるけれど(スタッフの皆、ごめんなさい!)、「わかりにくい院長」ではなくどちらかというと「わかりやすい院長」だと思います。今日の帰りに受付の矢嶋さんと何らかの話しから「うさぎと亀」の話しになりました。

「最後は亀が勝つのよ。」と、私。矢嶋さん、なんだか少し嬉しそうです。。。

「でも私、どうして亀はうさぎを追い抜く時に、うさぎに教えてあげなかったんだろうか、て疑問なんです」と、矢嶋さん。ほんと、彼女はいつもながら優しい人です。ちょっと考えて、

「亀はうさぎに教えてあげようとか全く考えもしなかったのよ。亀はうさぎに勝とうとか、そういうこと考えてなかった。ただひたすら頑張っただけなのよ、きっと。」と私。

「あ〜、そうなんだ。ようやく今まで抱いていた謎が解けました!」と、矢嶋さん。私自身も、そう言った後に、よくよく考えて、「やっぱり亀はすごいな。亀のような無心な生き方をしたいな」と思いました。

 人生は、他人との競争ではありません。自分自身との勝負です。自分に負けないで生きましょう!

院長プロフィール
内山のりよ矯正歯科医院
院長 内山恵代
内山恵代
1966年生 天秤座 O型
出身地:長崎県
趣 味:旅行、映画鑑賞、
    ウォーキング、登山
特 技:ピアノ

内山恵代

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