Noriyo Uchiyama: 2008年4月アーカイブ
4月22〜24日の3日間、東長崎中学校に歯の検診に行ってきました。今年から東長崎中学校の歯科校医になりましたので、今回はその初仕事です。普段は医院での診療のみの毎日を送っていますが、学校という全く違う環境に3日間身を置き、とても新鮮でした。中学生は皆とても元気で礼儀正しく、可愛くてたまりません。校医として生徒さんの口腔内の管理に貢献するために、とにかく初期のムシ歯を見落とさないことを一番念頭に置いて今回は検診にのぞみました。ムシ歯は自然には治りませんので早期発見して初期の段階できちんと治療することが大事だと考えます。シーラント塗布などの予防処置を受けている生徒さんも多く見受けられ、予防処置の実際を確認できました。歯みがきについては、上手にできている人とそうでない人との差が大きかったです。検診した後に「ムシ歯ありますか?」と聞く生徒さんも多く、皆やはり気にはしているんだな、、、と嬉しく思いました。気にしている時が、意識が高まる時期だと思います。
ムシ歯とはどのようなものか、どのようにしてムシ歯になるのか、正しい歯みがきの仕方、間食指導、歯の大切さなどをきちんと教えてあげる必要性を感じました。
3月27日にESK例会(於:福岡)に参加しました。ESKとは、九州圏内の矯正専門開業医の先生方からなる勉強会です。矯正専門開業の大先輩の先生方から、矯正臨床やマネージメントなどetc..多くを学べる会です。ちょうど2年前、ニューヨークでの第一回世界舌側矯正歯科学会大会に参加した時に、福岡の佐藤先生に入会のお誘いを頂きました。その頃から参加したいな、、と考えてはいたのですが、当院での症例を提出した上で入会させて頂きたいと思い、時期を待っていました。入会には6症例の矯正治療症例の提出が必要で、今回その症例の資料を持って参加しました。日頃、自分なりに頑張っている自分の仕事を、矯正専門の大先輩の先生方に観て評価して頂けるということは、とても幸せなことです。私は東京で勤務していた時に、恩師から「矯正は難しいよ。矯正のいろんなことがわかって、いろんなことができるようになるのは、自分がやめる時なんだよ。」と教わりました。矯正治療は専門性が非常に高い医療で、矯正専門医の道のりはとても長いんだということ。
今回は、午前中に矯正用インプラントの講演があり、午後は小坂肇先生の「骨格性III級に対するclassIII finish治療」のご講演を詳しく聴くことができ大変勉強になりました。骨格の問題がある患者さんの歯列咬合を仕上げる場合、上顎前突、下顎前突のいずれの場合もオーバーコレクションしたいと考えますが、小坂先生の症例はいずれの症例もオーバーコレクションが確立されており、仕上がりがとても美しくて素晴らしかったです。ClassIII finishも骨格性III級の矯正治療の一方法としてこのように素晴らしく作ることができるんだという事実を教えて頂きました。例会の後は、懇親会があり、マネージメントに関することや矯正臨床のことなどより多くのことをさらに具体的に詳しく教えて頂きました。本当に貴重な機会です。一つ一つの教えをしっかりと頭と心にとめて、これからも頑張っていきたいと思います。次回のESK例会は7月です。
私は、スタッフとよくいろいろな会話をします。私の仕事に対する考えや、矯正治療に対する考えや思い、患者さん方に対して思うこと、院内のこと、趣味の話しなど、、、話題はつきません。自分自身なおさなければいけないなあ、、でもこれがなかなか難しくって、、、と思う性格は多々あるけれど(スタッフの皆、ごめんなさい!)、「わかりにくい院長」ではなくどちらかというと「わかりやすい院長」だと思います。今日の帰りに受付の矢嶋さんと何らかの話しから「うさぎと亀」の話しになりました。
「最後は亀が勝つのよ。」と、私。矢嶋さん、なんだか少し嬉しそうです。。。
「でも私、どうして亀はうさぎを追い抜く時に、うさぎに教えてあげなかったんだろうか、て疑問なんです」と、矢嶋さん。ほんと、彼女はいつもながら優しい人です。ちょっと考えて、
「亀はうさぎに教えてあげようとか全く考えもしなかったのよ。亀はうさぎに勝とうとか、そういうこと考えてなかった。ただひたすら頑張っただけなのよ、きっと。」と私。
「あ〜、そうなんだ。ようやく今まで抱いていた謎が解けました!」と、矢嶋さん。私自身も、そう言った後に、よくよく考えて、「やっぱり亀はすごいな。亀のような無心な生き方をしたいな」と思いました。
人生は、他人との競争ではありません。自分自身との勝負です。自分に負けないで生きましょう!
本多先生のご講演が最も心に残りました

